Q 土地家屋調査士の先生にお尋ねします。父から廃屋となっている自宅を相続したので取り壊しを考えているのですが、登記について教えて下さい。(富里)
土地家屋調査士の先生にご相談があります。私は富里に住む60代の主婦です。先月80代の父が亡くなり、相続人は私一人なので富里にある廃屋状態の自宅を私が相続することになりました。父は晩年ホームに住んでいたため自宅は何年も放置されていました。自宅は老朽化が激しく住むことはできない状態のため、まずは建物を取り壊して更地にしてから今後について考えたいと思っております。建物を取り壊す場合、登記の手続きはどうしたら良いのか分からず、土地家屋調査士の先生にご相談させて頂きました。(富里)
A:不動産の登記についてご説明します。不動産の所有者が亡くなった際や、不動産を相続した際は「所有権の移転登記」、建物を取り壊す場合には、「建物滅失登記」をします。
まずどんな時に不動産の登記が必要なのかご説明します。不動産登記は不動産を取得(購入、相続、新築など)した際だけでなく、登記内容に変更が生じた場合にも必要となります。
- 不動産を取得したとき
- 住所変更があったときや、結婚などで姓が変わったとき
- 不動産の所有者が亡くなったときや、不動産を相続したとき
- 住宅ローンを完済したとき
- 建物を取り壊したとき
今回のご相談者様の相談内容ですと最後にある、「建物を取り壊したとき」が該当します。現存する建物を取り壊す場合には、法務局において建物を取り壊した日から一か月以内に「建物滅失登記」の申請を行います。この登記を行うことで、その建物がある土地を売却できるようになり、建築許可が下りて建て替えが出来るようになります。なお、建物滅失登記を申請する際は相続を証明する戸籍謄本等の書類を準備してから手続きを行いましょう。
富里の皆様、司法書士法人ふらっとでは、富里にお住まいの皆様の不動産登記ついてのご相談ごとに対し、専門家が富里の皆様の親身になって対応させて頂いております。この分野は専門性が高いうえ、申請によってはいくつかの書類を準備しなければなりません。富里にお住まいの皆様で、不動産登記に関する不安事やお悩み事に誠意をもって対応いたします。まずは当事務所にお気軽にお問い合わせください。スタッフ一同、富里の皆様のご連絡を心よりお待ち申し上げております。司法書士法人ふらっとでは、不動産登記に関するお手続きはもちろんのこと、会社設立等のご相談も承っております。富里周辺地域にお住まいで不動産登記についてご相談のある方は、司法書士法人ふらっとまでお気軽にお問合せ下さい。初回のご相談は無料にてお受けしております。