三谷幸喜さんの新作「清須会議」
2012年09月28日
菊地裕文です。最近読んだ本。三谷幸喜さんの「清須会議」です。
明智光秀の謀反により、織田信長が本能寺の変で倒れた後、謀反人明智光秀をいち早く討伐した羽柴秀吉、織田家筆頭家老の柴田勝家、同じく織田家家老の丹羽長秀、滝川一益の4人が信長亡きあとの織田家の跡継ぎを決める会議を行った。はたして織田家の跡継ぎは誰に?またその跡継ぎを推し、今後の主導権を握るのは、秀吉か勝家か?
史実を知っている方もいらっしゃると思いますが、この物語で大どんでん返しはありません。でも、その過程、4人やその周りにいた関係者たちの心の動きが面白い。多分彼らは当時、こんなことを思って行動していたんだろうなぁというのがよく分かります。
2013年の映画化も決まっているみたい。本よりももしかしたら、映画の方が面白いのかなぁと思ってしまいます。いつもの三谷映画のように豪華キャストで、面白い掛け合いなんかがあったりして。映画、ぜひ見たいなぁと思います。この本は、そのためのプロモーションでしょうか?