ナミヤ雑貨店の奇蹟
2012年04月24日
おはようございます、菊地裕文です。
今日は本のご紹介。東野圭吾さんの、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」です。発売中で、今は、本屋さんの一番目立つところに、平積みされています。売れ行き好調のようです。
さまざまな人の悩みに答える、不思議な雑貨店。入口シャッターのポストに悩みのお手紙を入れると、翌日、裏口の牛乳箱に答えの手紙が入っています。でも、そのポストと牛乳箱は、過去と未来をつなぐ不思議なタイムカプセルでした・・・。
久しぶりに、いい本にであったなぁという感想です。いろいろな登場人物がいて、伏線があって、最後はひとつのところに集まっていく。そういうストーリーが好きなんです。まさにストライクゾーンど真ん中でした。
ちなみに、タイトルの「奇蹟」が、通常使う「奇跡」ではないんです。タイトルを見たときに、少し違和感がありました。奇跡じゃないんだと。気になって、ちょっと調べてみたら・・・
・「奇跡」は、理屈で説明できない摩訶不思議な現象のこと
・「奇蹟」は、神様が何か意思を持って起こしたことで、神様の力を現実に見せることができるもののこと
なるほどなぁと思いました。まさに奇蹟です。さすが東野圭吾さん!
みなさんもぜひお読みになってください。無料貸し出し中です(笑)