「刺」
2012年02月23日
こんにちは、事務員の小川です。
何やら物騒なタイトルになってしまいましたが…。―(T_T)→ サクッ
ビジネスの場面で必須ともいえるツールとして「名刺」がありますね。
これって、何故「刺」の文字を使うのでしょうか?「名紙」のほうが字面的にしっくりくるような気がしますが…。
名刺の起源は7世紀ごろの中国にあります。
他人の家を訪問して不在だった場合に、木または竹でできたモノに名前を書いた「刺」と呼ばれるモノ文字通り戸口などに刺しておいて、自分が来訪したこと伝えていたそうです。これが、名刺の原型であるといわれており、それゆえに名「刺」なのだそうです。
また、面白い名刺の例として16世紀~18世紀ごろヨーロッパの貴族の間で流行したものがあります。
相手先を訪問し、主に取り次いでもらうのに名刺を見せて自分が何者であるかを示していたそうです。
この際に使う名刺は、芸術家などに作成してもらった(銅版画入りのモノが多かったそうです)とても豪華でお金と手間がかかったものだったそうです。元手がかかっているので、なんと相手に見せた後は返却してもらいます!(今では考えられませんね)
それでも、豪華でインパクトがあれば自分のことを強く印象づけられるので、名刺本来の目的は十分に達することができますよね。
それでは、また・・・(^_^)/~